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Vol.12 ドライブに出かけよう!:ロサンゼルス〜サンルイスオビスポ

 

 

サンタバーバラの葡萄畑

 

エドナバレーの葡萄畑

 

サンルイスオビスポの町

 

初回からメルマガの中にカリフォルニアの色々な地名が出てきましたが、現地に行ったことがないとなかなかその場所がどこだかイメージがしにくいと思います。そこで今回はカリフォルニアのワインカントリーを旅行記形式で紹介したいと思います。

カリフォルニアのワインカントリーは主に太平洋の海岸線に沿って南北に広がっています。旅のスタートはロサンゼルス。ここから海岸線をひたすら北上していきましょう。

【 いざワインカントリーへ 】

ロサンゼルスは皆さんご存じ、ハリウッドやビバリーヒルズのある町。大都会だけあってワイン屋さんが沢山あります。万年大渋滞の405号高速道路にはまりつついざ北上!ひと山こえたら101号にのり、海岸線にそってひたすら北西へ向かいます。

ロサンゼルスから1時間半〜2時間程でサンタバーバラの町に到着。ここはスペイン調のお洒落な街並の海沿いのリゾート地です。ハリウッド俳優なんかがよくお忍びでバカンスに来るそうです。ここでのんびり観光でもしたい所ですが、目指すワインカントリーはさらに北。前進あるのみ。

【 サンタバーバラに到着 】

サンタバーバラの街を過ぎてしばらくすると景色がド田舎ちっくになってきます。ぽこぽこある小山には牛がのんびり草を食べ、平地にはコーンロウみたいに規則正しく並んだ葡萄畑が広がります。どこまでも広がる茶色い芝生(夏はほとんど雨が降らないので草が枯れてしまうのです。冬は雨期なので一面 緑になります。)ぽつーん、ぽつーんとブロッコリーのような木が点在しています。サンタバーバラの町から約1時間でサンタバーバラのワインカントリーに到着です。

高速101号と交差する246号を西へ向かうとサンタリタヒルズ地区。バブコック、メルビル、サンフォードや、建設中のフォーリーのワイナリーがあるのがここ。寒冷な海風が吹き込むこの地域はピノノアールとシャルドネがとても注目されています。

246号を逆に東へ向かうとサンタイネズバレー。サンタリタヒルズ地区よりもっと温暖なサンタイネズではローヌ品種やボルドー品種が良く育ちます。最近特にシラーが注目されています。ベックメンやザッカメサ、カーチス等のワイナリーが有名です。

ここからさらに北へ向かうとサンタマリアバレー。今までののどかな酪農風景とはちょっと変わり、広大な葡萄畑と巨大な断層がむき出しになった高台が広がります。草木も少なく砂漠っぽい。海風の影響を受けるここでは、良質なピノノアールとシャルドネが作られています。ワイナリーではオーボンクリマ、キュペ、カンブリア、バイロン等あります。

【 次はサンルイスオビスポへ 】

高速101号に戻ってさらに北上しましょう。サンタマリアバレーから30分程でサンルイスオビスポカウンティに到着します。サンルイスオビスポカウンティには主に3つのワイン地域があります。

101号を北上していくとまず出てくるのがアロヨグランデ。タリー(ジンファンデルが有名なターリーではありません。)のシャルドネとピノノアールが有名です。

その北にあるのがエドナバレー。シャルドネが主に有名ですが、ピンポイントでとても良質なローヌ品種も育っています。特にアルバンが有名です。

アロヨグランデとエドナバレーはどちらもとても小さいワイン地区です。ワイナリーの数もそんなに多くありません。海にとても近く、夕方になると海の霧がモリモリ発生してくるのが見えます。小高い丘の間から雲がもくもく育ってくるのはとても幻想的。夜になると気温も急激に下がりとても肌寒いです。

アロヨグランデとエドナバレーの中心はサンルイスオビスポの町。ここは観光地でもあるのでレストランやホテルが沢山あります。なんにもない所にぽつんとある町にしてはとても都会的でお洒落。レストランもどれも美味しい。今回はここで休憩としましょう。次回はまたさらに北上しますよ!

2004.3.12

 

 

 




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