サンフランシスコとロサンゼルスのちょうど中間に位
置するパソロブレス。我ながらよくぞあんな所まで行ったと思うほど中途半端な所にある田舎町。しかしあまり観光客がいないので商業化していなく、素朴にワイン作りをしているワイナリーが多く好感が持てる。この地域のワインはアプリコットの様な酸味と甘みがあり最初は面
喰らったが、いろいろ飲むにつれその良さが判ってきた。他のワインカントリーからは「あんな暑い所じゃいい葡萄なんて出来ないよ〜」とちょっとバカにされているフシもあるが、最近ローヌ品種でがんばってきている。ナパ、ソノマのワインがカルフォルニア料理に合うエレガントなものとすると、こちらはアウトドアでの豪快なバーベキューに合うワイルドなもの。肉汁したたる炭火焼き肉との相性は抜群!
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パソロブレスワイナリー訪問記
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歴史 |
パソロブレスのワインカントリーは1993年から1997年の間に2倍まで成長し、カリフォルニアのなかでも最も急成長を遂げているワイン地区の一つとなっている。 パソロブレスは太平洋から20マイル内陸にあり、丁度ロサンゼルスとサンフランシスコの間に位 置する。パソロブレスはまた、北はモントレーから南はサンタバーバラまで広がるセントラルコーストワイン地区の中心でもある。日中は暑く、対して夕方にはサンタルシア山脈から涼しい海風が吹き込む。このパソロブレスの気候と多種多様な土壌は様々な葡萄の栽培に適している。カベルネソービニオン、メルロー、ジンファンデルが総生産量 の8割を占め、それ以外にも37品種もの葡萄が植えられている。 パソロブレスに最初の葡萄が持ち込まれたのは1797年スペインの征服者とフランシスコ教会の宣教師によってであった。 最初の葡萄畑はパソロブレス市の8マイル北にサンミゲール伝道所の神父によって作られた。商業目的のワイン作りは1882年、インディアナ州から移住してきたアンドリュー・ヨークが葡萄を植え、Ascension Winery(現在のYork Mountain Winery)を設立したのが始まりである。現在York Mountain Wineryはパソロブレスでもっとも古いワイナリーとなっている。 パソロブレスのワイン地区が有名になったのはポーランドの政治家でピアニストでもあるIgnace Paderewskiがパソロブレスを訪問し、その土地に魅了され2000エーカーの土地を買った時だった。1920年代前半に彼はAdelaide地区にあるランチョ・サン・イグナシオ畑にPetite SirahとZinfandelの葡萄を植えた。 禁酒法後、Rancho San Ignacioの葡萄を使いYork Mountain Wineryで製造されたPaderewskiのワインは多くの賞を受賞した。この功績と後の成功によってパソロブレスは最高のワイン生産地であるという地位 を確保したのである。パソロブレスのワイン産業をここまで成長させたのは他のどの葡萄でもなくジンファンデルであった。 1983年にはPaso RoblesとYork Mountain というアペラシオンが確立され、1997年には初のパソロブレスワインフェスティバルが開催された。1997年には36のワイナリーと約12000エーカー以上の葡萄畑がパソロブレスに広がっている。
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行き方 |
パソロブレスは丁度サンフランシスコとロサンゼルスの中間に位 置する。どちらからでもFwy101を走ればパソに到着する。ロスから行く際時間が無い場合はHighway 5を北に向かい46号で西に向かったほうが早く付く(3ー4時間)。景色がきれなのは101号線だが、時間はかかる(4ー5時間)。 ワイナリーは広範囲にちらばっているので訪問前に地図を確保しておくことをお勧めする。パソロブレスワイン協会のホームページに地図が載っている。各ワイナリーにはパソロブレス地区のワイナリーマップが無料で置いてあるので、ワイナリーに到着したら地図をゲットすると良い。 自分で運転するならAAAの"Guide
to California Wineries"という地図が必須アイテム。カリフォルニアワイナリーの地図と情報が非常に細かく載っている。北加、南加バージョンがあり各$3.95。AAA会員なら無料。
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ワイナリー最新情報 |
Paso
Robles Vintners and Growers Association
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イベント情報 …NEW! |
Paso
Robles Harvest Wine Tour ZINFANDEL
FESTIVAL Hospice
du Rhone…NEW!
・Naoko Mooreさんによる2004年度Hospice du Rhoneレポートはこちら!…NEW!
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レストラン |
普通 のワインカントリーにさらに輪をかけて田舎なパソはレストランも少ない。ワイナリー巡りをする際には水と食料の確保を忘れずに。レストランがあるのはパソの町とTempletonの2ヵ所。 TEMPLETON 〜 パソの一つ南にあるとてもとても小さな町。この近辺にワイナリーが固まっているのでここを中心に回るのも良いかも。 McPhee's
Grill
PASO ROBLES 〜 パソの町にはレストランが比較的沢山ある。 Villa Creek
…NEW!
Bistro Laurent
(Dinner) & Le Petit Marcel(Lunch)
…NEW!
Buona Tavora
Ristorante
…NEW!
Alloro
Odyssey
World Cafe Hot Springs
Grill at Paso Robles Inn Paris Restaurant
…NEW!
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宿泊 |
パソロブレスでの宿泊はパソロブレスの町か、ワインカントリーに点在しているB&B。宿泊場所はかなり少ないうえに、安モーテルはさらに少ないので宿泊場所の確保はお早めに。ここではむしろB&Bの方がコストパフォーマンスが良いかもしれない。パソロブレスワイン協会が勧めているる宿泊施設を紹介しておく。
Inn Paradiso Summerwood
Inn
Villa Toscana Bed & Breakfast Summit
Creek Ranch Adelaide
Inn
…NEW!
Paso
Robles Inn - The Original Paso Robles hot Springs Best
Western Black Oak Motor Lodge Travelodge
Paso Robles
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ワインショップ |
The
Wine Outlet…NEW!
パソロブレスの南、Atascaderoという街のアウトレットモールにあるワイン屋さん。名前は安売り店っぽいが中味は充実。パソロブレスのワインが豊富に揃い、値段も安め。パソのレアワインはここにあるかも。ワイングッズも豊富。 2280 El Camino Real Atascadero, CA 93422 Phone: (805) 462-9463 (WINE) http://www.wineoutlet.net/ |
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パソロブレスワイナリー訪問記
Tablas Creek Vineyard …NEW! |
Beckmenの試飲をしてくれた人の強力なお勧めで訪問。フランスのChateau
de Beaucastel がオーナー。ワインはもちろんローヌ品種を扱い、Chateauneuf-du-Papeスタイルのワイン造りを目指している。Chateau
de Beaucastel から苗木 をダイレクトに輸入しパソロブレスに植えて葡萄を育てている。フランス生まれ、パソ育ちの葡萄たちの実力はなかなかのもの。どれもエレ
ガントで実に美味しい。Tablas Creekでは苗を他のワイナリーに販売もしているそうだ。とても温かい日だったのでパティオにテイスティン
グカウンターが設置されていた。試飲の相手をしてくれたお姉さんを始め、スタッフはみんなとても感じがよく気さく。いろんなお客さんと
一緒になっておしゃべりにも花が咲く。白では1999 Blanc ($25)がバランスがとれてて文句なしに美味しい。暑い日にちょっと冷やして頂
きたい。赤では2000 Esprit de Baucastel($35)が美味しい。すっきりとした酸と落ち着いたバランス。上品な仕上がり。畑の景色も良
く、ワインも美味しく、サービスも良く、とても楽しい訪問となった。夜にレストランとここのスタッフ一同とばったり遭遇。ハーベストウ
イークエンドの打ち上げかな?スタッフの仲が良さそうなのもポイント高し。試飲は$5。(2003年10月訪問) |
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L'Aventure…NEW! |
フランスから移住してきたフランス人ワインメーカーのワイナリー。パソの表通
りからわき道に入りどんどん奥へ進み、さらに門をくぐりど んどん行って不安になったころにワイナリーに到着する。日本ではエノテカで扱っているそうだ。ちょっとびっくり。ワインメーカーのStephan
はローヌ品種のブレンドを色々作りたいそう。夕方遅くに行ったので試飲は3種のみだったが味はまずまず。2000
L'Aventure Chardonnay ($15)は良くまとまっていて非常に美味しい。そして安い。コストパフォーマンスが素晴らしい。しかし残念なことにこれが最
後のシャルドネとのこと。ブレンドに集中したいのでもうシャルドネは作らないことにしたそうだ。もったいない。ブレンドでは2000
L'Aventure Optimus ($45)を試飲したがフルーツがいっぱいのワイン。私にはちょっと重すぎる感じ。ブレンド以外にもジンファンデル
も作っている。ワイナリの人はとても感じが良く楽しい。試飲はフェスティバルの時のみで$5。(2003年10月訪問) |
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Linne Calodo…NEW! |
パソのメイン通
りからわき道に入ってずんどこ進むと倉庫のようなワイナリーが出現する。ワインは良く言えばパソっぽい。悪く言えば重た
い。訪問した日はかなり暑い日だったので重たい赤はちょっときつかった。赤ワインはすべてブレンド。単一品種で作るほど葡萄が手に入ら
ないのでブレンドしているらしい。Zinfandel, Syrah, Mourvedre, Grenacheをブレンドしている。2000
Cherry Red ($40)はCherryと いう名前がぴったり合うワイン。濃いジュースの味がさりげない。BBQに良く合いそう。ワイナリーの人があんまり笑わないのがちょっと怖
い。試飲は$5。週末のみオープン。(2003年10月訪問) |
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Justin Winery |
サンディエゴのCafe Pacificaという店でJustin Isosceles 97を飲む機会があった。凝縮された果 実、とても深い味わい、パワーがあるワインだが下品では無い、フィニッシュも長い。開けてすぐはアルコールが強かったが時間がたつにつれてどんどん深みが増して行った。Cafe Pacificaはシーフードの店だったので魚貝類を食べていたが、完全に食べ物がワインに負けてしまっていた。これにはラムを合わせたいところ。食べ物を引き立てるワインではなく、食事の主役になるワイン。女王様という感じ。98年とは全く個性が異なるワインで、年代によってこんなにも味が変わるのかということを実感した。(2001年7月) パソロブレスの山奥にあるワイナリー。一瞬迷ったかと思うほど本当に奥地にある。トスカーナスタイルのレストランとInnが一緒になっており、雰囲気はとても良い。ロゴの印象からもっと近代的なワイナリーなのかと思っていたら隠れがのような場所だった。Justinはいろんなワインを作っているが今回のテイスティングは5種で$2。グラス付きなら$4。エルニーニョの影響か、全体的に果
実味が足らずアーシーさが全面に出ている感じだった。97年に非常に高い評価を受けたIsoscelesの98年もの($45)もやはりエルニーニョの影響で糖度が低くミネラルが前面
に出ているワインだった。ワイナリーの人の話によると99年は97年に匹敵するフルボディ、濃縮された果
実、口のなかではじけるインパクトのあるワインだそうなので これは来年まで待ってみよう。リリースは2002年1月ごろ。(2001年5月訪問) |
Carmony McKnight |
Justinの隣にあるワイナリー。Justinに畑を売却した。その昔オーナーがこの地に飛行機で不時着し、その美しさに感動して土地を購入したそうだ。世界で一番栄養とミネラルが豊富な土壌だとか。その土壌のせいなのか、ここのワインはどれも果
実、タンニン、アーシーさのバランスがとても良く実に美味しい。いつまでもいつまでも飲み続けたいようなワイン。自分たちが飲みたいワインを作り続けるというオーナーは画家でもあり、彼の絵がラベルになっている。美しい色彩
に彼の人格があらわれるようだ。 ワインは1998 Cab Franc($20), 1998 Merlot($20),
1998 Cabernet Sauvignon($20), 1998 Cadenza($22.50)どれをとっても非常に上品にまとめてあり美味しい。Pinot
Noirも育成中だそうで、どんな仕上がりになるか楽しみ。Very very nice!(2001年5月訪問) |
Dover Canyon Winery |
アッカンベーした犬のラベルが印象的なワイナリー。98年のZinfandelはエルニーニョのせいでスパイスが強く前面
に出たワイン。これはこれで面白い。対して1999 Head-Trained Zinfandel
($24)はパソならではの果実、あんずのような酸味が凝縮された味。1999 Syrah
Reserve($35)もよくまとまっている。しかしワイナリーの方は気分が乗らないのか会話は弾まず。最近畑を購入しこれからは葡萄も育てるのだとか。試飲は無料。
(2001年5月訪問) |
EOS Estate Winery at Arciero Vineyards |
広大な畑の中にある大きなワイナリー。でかいお土産物屋があり、とても広いテイスティングルーム。試飲は無料で4種類飲める。Arcieroラベルと併せると30種類以上のワインがある。98年のものがほとんどだったせいかワインはどれも水っぽかったり、果
実味に欠けた感じがした。対してメダルをとったという97 Eos Zinfandelは果
実たっぷりで深みがあるものだった。99年に期待しよう。(2001年5月訪問)
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Midnight Cellars |
あまり前情報を持たずに訪問したのでそのクオリティーの高さに非常にびっくりした。1999
Merlot Eclipse($21), 1999 Zinfandel Crescent ($21)はともに果実が凝縮され、深く、フルボディでバランスも抜群のとても上品なワイン。1999
Reserve Zinfandel ($26)はさらに上品でジンファンデルの常識を変える程の仕上がり。エレガントな高級フランス料理に併せても良いくらいの気品あふれるワイン。ワイナリーの人も気さくで楽しくワインを楽しむことができる。全体的にレベルの高いワイナリー。(2001年5月訪問)
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Winward Vineyards |
パソでピノ・ノアール一種のみを制作しているワイナリー。パソでピノが作れるのか??と興味があり訪問してみた。パソでも西側に面
している土地は午後1時から海風が吹き込むので実はピノに適している気候なのだそうだ。オーナー夫婦は退職した後フランスの伝統を引き継ぐピノを作り出せる土地を求めて探した結果
、パソにたどり着いた。試飲は$5でグラス付き。97, 98, 99 年のヴァーティカルテイスティングを行う。年ごとの違いを飲んで味わって欲しいため、ワインは全く同じ製法で作られている。(あえてその年の欠点をカバーしたりはしない。)ピノにしてはタンニンが強く、寝かせることが出来る高級なワインに仕上がっている。味わいはピノというよりはパソ特有のスパイシーさ、アーシーさが特徴的なワイン。ワイナリーの人と話しをしていてもお金もうけではなく本当のワインを作りたいというこだわりが伝わってくる。今後パソのピノも増えてくるかもしれない。(2001年5月訪問)
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Treana Winery |
スーパーパソとの評判が高いTreana
Redで有名なワイナリー。とても立派なテイスティングルームがあり、チーズやブレッドディップのお土産も沢山ある。Treana
Redのワインラベルがとても印象的だったので誰がデザインしたのか質問したら、カウンターのお兄さんは知らなかった…。あまり話しもはずまず、どうやら学生のバイトらしい。お目当ての1997
Treana Red($32)はSyrah, Cab, Merlot, Petite Sirah, Sangioveseの6種類のブレンドということで色々な味がしたが、各々の葡萄が個性を出しすぎでいる感じがした。しばらく寝かせるとまとまるのだろうか?試飲は無料で5種類。(2000年12月訪問) |
Peachy
Canyon Winery |
Zinfandelが有名なワイナリー。Zinの種類は10種以上あり、各々に個性があって面
白い。味の違いは主に畑の違いから来るらしい。無料テイスティングでは8種(うち4種がZin)が飲める。若い木からとれた誰でも飲みやすそうなジンから始まってだんだんパンチの効いたジンへと飲み比べられるのは面
白い。ジンの持ついろんな特徴を味わうことが出来る。無料の中では1998 Westside
Zinfandel ($19)がパソっぽさをまろやかに仕上げていて良かった。さらに$5でリザーブのジンを5種類試飲できる。この中で良かったのは1997
Especial Zinfandel ($28)。ジャムのような濃密な味がとても美味しい。とにもかくにもジンなワイナリー。ちなみにカウンターのおねえちゃん方は学生バイトのようでいまいちそっけなかった。(2000年12月訪問) |
Pesenti Winery |
工場の様な建物の一室がテイスティングルームになっている。パソでも最も古いワイナリーの一つ。ワイングラスではなくショットグラスで飲む。理由は昔からそうだったから。カウンターのおねーさんも皆明るく陽気でどんどんワインをついでくれる。客もがんがん飲む。まるでショットバーの様で楽しい。白を沢山作っているがどれもそこそこ美味しくしかも安い($10)!一番印象に残ったのはZinfandel (Dry) Late Harvest 1997 ($15)。Late Harvestなのに甘過ぎずまろやかに仕上がっていてとても良かった。(2000年9月訪問) *2003年5月にPesentiをTurleyが買収しTurley Wine Cellarsとして運営している。 |
Norman Vineyards Inc |
ワイン畑に囲まれた建物の中にとてもきれいなテイスティングルームがある。試飲は無料。お店の人がとても親切で丁寧。夕食をとるにはどのレストランが良いかと質問したら、もういいってくらいあれやこれや教えてくれる。オーナーご夫婦はご主人が天然ボケで奥さんが突っ込むというほほえましいカップル。
ここにはMonsterという名前の強烈なZinfandelがある。このワインの印象が強烈すぎて他のワインの味が消し飛んでしまった。口にふくんだとたん梅焼酎の梅と干し杏を一緒にかんだような強烈な酸味と甘みがあり顔面
パンチをくらったようなものすごいインパクト。まさしくモンスターの名にふさわしい!じゅうじゅうに燃えた炭火焼き肉に最高に合いそうなワイン。(2000年9月訪問) |
Adeladia Cellars |
何にも無い山奥にあるワイナリー。葡萄畑も回りに見当たらず、??と思いながらテイスティングルームに入るとおばさんが「会員?違うの?」とまくしたてる。そしてなかば強制的にワインを注いでくる。カベルネが良いという話しだったがワインはどれもいまひとつ。そして試飲は$3でグラス付。さらにおばさんが怖い。ひととおり飲んだ後逃げるように出てきてしまった。(2000年9月訪問) |
Eberle winery |
一面
の葡萄畑を見下ろす高台にワイナリーがある。パティオがとても広く眺めがすばらしい。ツアーもあり結構立派な建物。試飲は無料。カウンターのおばさんはとても上品なお方。こちらから質問すると色々教えてくれる。ワインは全体的にレベルが高く、他のワイナリーと違いパソのアクをうまくコントロールしている。ロゼはロゼらしくなく甘みを抑えており、辛口党の私としてはとても良かった。Barbera,
Syrahもとても良く、さらにCabernetは肉と非常に良く合う。ここのオーナーはバーベキューが趣味ということで、私達が訪問した日には外で焼いた肉を食べさせてくれた。焼き立ての肉とCabernetの相性は最高!さらに眺めも天気も最高!あー幸せ。(2000年9月訪問) |
Meridian Vineyards |
だいたいどこの店でも売っている大手のワイナリー。ベリンジャーが所有している。広大な畑の中にとてもきれいなテイスティングルームがある。大手なのできっといまいちだろうと思って行ったらこれが結構良かった。パソの個性を殺さず、とてもきれにまとまったワインで非常に上品に仕上がっている。特にChardonnayは非常にさわやかで美味しい!そしてどのワインも安い!さすが大手。試飲用にリーデルのグラスを使っているあたりにも経済的余裕が伺える。お店の人の対応も親切。試飲は無料。めずらしくIDを求められるので身分証明書は忘れずに。(2000年9月訪問) |
Tobin James Cellars |
西部劇に出てきそうな飲み屋をそのまま改造したようなテイスティングルーム。お店の人は明るいし、試飲も無料だがワインはどれもいま一つパンチに欠ける。葡萄は他から買っているらしい。(2000年9月訪問) |
Wild Horse Winery |
牧場の中を走っていくと小さなテイスティングルームがある。20種類以上あるワインの中から色々試させてくれる。全体的に良いが、なかでも新しいブランドのEquus(ラテン語で「馬」)Syrah($22)はとても上品な味で美味しい。さらにラベルがとてもお洒落。いままでいまひとつ垢抜けないなぁというラベルだったがEquusはフランスで発見された馬の壁画を利用したとても上品なもの。これから流行るかも!?試飲は無料。ワイナリーの人の対応も親切。(2000年9月訪問) |
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