♪♪♪ 美味しい楽しいカリフォルニアワイン ♪♪♪
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Vol.54 ソウルなワイン屋:ハーレム・ビンテージ
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Harlem Vintage お店の外観 美味しいワインがありそうな雰囲気です。 アフリカン・アメリカンコーナー オーナーのEric Woods(左)とJai Jai Greenfield(右) |
皆さま新年あけまして、だいぶ経ってますがおめでとうございます。今年も美味しい楽しいカリフォルニアワイン情報をお届け出来るようがんばりますのでよろしくお願いいたします。 皆様お正月はどのように過ごされたでしょうか?私は実家でスキヤキをつつきながら2003 Brewer-Clifton Mt.Carmel Chardonnayと2003 Brewer-Clifton Ashley's Pinot Noirを飲みました。これが美味しいのなんのって!さすがBrewer-Cliftonと言った感じでした。そのうちメルマガでぜひご紹介したいと思っています。 さて、新年一発目は面 白いワイン屋さん情報をお届けしたいと思います。その名も「ハーレム・ビンテージ(Harlem Vintage)」。名前からお察しの通り、ニューヨークのハーレム(コロンビア大学近く)にあるワイン屋さんです。ハーレム初のこだわりワインショップとして2004年10月30日にオープンしました。 【 黒人による黒人のための 】 オーナーのJai Jai Greenfield女史とEric Woods氏は共にハーレム出身のアフリカン・アメリカン。地元ハーレムに初のワインショップを作ろうと、ウォール街でのキャリアを捨てハーレム・ビンテージをオープンさせました。 お店のテーマはズバリ、「アフリカン・アメリカン」。地元ハーレムでもっとワインを親しんでもらおうとハーレム・ビンテージではテイスティングやワインクラブ、ワインセミナーなどを主催し、ワインの普及に勤めています。 【 ダークミートには何が合うかな? 】 と、ここまではどんなワイン屋さんでもやっていますが、面 白いのはセミナーの内容。「ソウルフードに合うワイン」なんていうセミナーがあります。 フライドチキンとマカロニチーズには一体何を合わせるんでしょうか?フライドチキンでもホワイトミート(胸肉)とダークミート(腿肉)では違うワインを合わせるのかな〜?なんて想像力が膨らみます。 店内のレイアウトにもひと工夫あります。200前後あるワインは国別 ではなく、葡萄品種別に陳列されています。「ボルドーの赤はカベルネ系で…」といちいち覚えなくても、欲しい品種が判っていればワインを選べるようになっているそうです。 【 ソウルなワインコミュニティを 】 また、アフリカン・アメリカンのオーナーによるワインコーナーも作られています。非常に小さいワイナリーが多いアフリカン・アメリカンのワインメーカーに販売ルートを提供しようというのが目的です。カリフォルニアのビジョン・セラーズやベイツ・クリークはもちろん、南アフリカ共和国の黒人所有のワイナリーも扱う予定だそうです。 ワインの値段は$7〜$125。平均は$15前後とリーズナブル。「スターバックスに行ってコーヒーを買うのと同じ様な感覚でワインが買えるようなお店にしたいと思っています」とオーナーの二人は語ります。 ワインメーカー側でも「アフリカン・アメリカン・ビントナーズ・アソシエーション」を設立し、黒人ワインメーカー同士のつながりを強めていこうという活動を行っています。 将来「ソウルフードにはワイン」なんて時代が来るかもしれませんね。 Harlem Vintage
ソウルフード(Soul
Food) 2005.1.13
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