Kosta Browne 訪問記

Freemanの施設でワインを造っている

ピノノアールの仕込み中

Danさん。
いい人だ〜。

新しく出来たケーブ
奥ではパンチダウン作業中。

以前買って飲んでみたKanzler Pinot Noirが美味しかったので訪問。訪問はアポのみ。収穫の忙しい時期なのに迅速なレスポンス。いい人そう。

場所はSebastopolのFreemanのワイナリー。FreemanのワインメーカーEd Karts氏のAugust Westもここで作っている。共同オーナーのDanさんが相手をしてくれた。

出来たばかりのCaveの中で試飲。ものすごく涼しい。Danさんはものすごく感じの良いいい人。試飲は3種類。 2003 Cohn Vineyardはスパイシーでビッグ、コショウ 2003 Kanzler Vineyardはちょっと甘め、ビッグ、コショウ、チョコレート、ペッパー 2003 4 Barrel Sonoma Countyは一番良かったものを混ぜたブレンド。すごく美味しい。バランスよくエレガント。素晴らしいワイン。2‐3年寝かせると良いといっていた。しかし$65はちょっと高い。

次に発酵中の赤葡萄をパンチダウンするのを見せてくれた。表層に皮などが固まってものすごく力が入りそう。まんべんなく混ぜるのにひと箱10分くらいかき混ぜるらしい。すごく体力が要り大変そう。毎年一人くらいは発酵中の樽に落ちて死んでしまうらしい。こわ。これを全ての箱に一日3回繰り返すそう。

バレルテイスティングもさせてくれた。同じ畑のピノノアール、クローン667と115の樽を試飲。味が全く違う。667はジューシー系ボディが大きめ、115はもっと軽め。ガーネット、メルビルのピノを思い起こさせる。確かメルビルも115を使っていたんじゃなかったっけ?

次は樽の違い。フレンチオークとハンガリーオークの樽を試飲。フレンチオークはなじみのある味。ハンガリーオークは後味にコーヒーやエスプレッソの風味がするとても印象深い。Neutral Oakはもっと樽香が少なくまろやか。樽一つとってもこんなに違うとは。

コスタブラウンでは違う樽、違うクローンなど、様々なバラエティのタイプを別 々に熟成させ、最後にブレンドするという。毎年全く同じように作るワイナリーもあるが、コスタブラウンではこのようにしている。これを「ワインに手を加えすぎている」という人もいるという。

Danさんは本当にいい人で、すごく楽しい訪問だった。うーんファンになっちゃう。

ここだけの話し、 デリンジャー、キスラー、ウイリアムスセリエム、ロキオリはRRVのワイナリーの中でもちょっとお高くとまっている別 物的な感じらしい。

http://www.kostabrowne.com

2005年10月訪問

 

 




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