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Vol.108 ロバート・パーカーってどんな人?その2


 

Robert Parker

 

 

The Wine Advocate

 

パーカーは現在ワインカントリーからはるか離れたメリーランド州のモンクトンに住んでいます。彼の実家から数分の場所です。

【 パーカーの毎日 】

1996年まではひとりでニュースレターを書いていましたが、今はアシスタントのピエール・ロバーニ氏がブルゴーニュやオレゴン、ワシントン、他いくつかの地域を担当しているそうです。パーカーはフランスとカリフォルニアワインを専門にしています。

パーカーは味覚が損なわないために、チョコレートやスパイシーな料理を避け、毎日10杯の水を飲み、生理食塩水で鼻をスプレーするそうです。医師による口と肝臓のチェックを年3回受け、鼻には100万ドル(一億円以上)の保険をかけてあるとか。

【 押し売りお断り 】

彼は一日に80種類、年間で1万種類のワインを試飲します。そしてその全てのワインを自腹で購入しています。ワインにかける経費は年15万ドル(約1700万円)だそうです。

ワイナリーが「パーカー用特別 ブレンドのワイン」を送ってこないように、無料サンプルは一切受け取りません。あくまでも中立の立場からの評価にこだわるパーカー。

ワイン・アドボケート誌の表紙にも彼のポリシーが「最高の、そしてお買得のワインを探し求める消費者のために、業界からは完全に独立した無検閲の、使えるワイン情報を提供する」ことと書かれています。

「ワインがだめなら」とワイナリー側は、ナポレオンのミュージックボックスやら、ポルシェやら、娘まで!をもプレゼントしますよと言って来たらしいのですが、もちろんパーカーはそれら全て拒否。

「そのワイナリーが何百年の歴史を持つ老舗だろうが、超巨大資本だろうが何だろうが知ったこっちゃないよ。ワインがまずければ、僕はまずいと言う。」ときっぱり断言。

【 流血事件 】

しかしパーカーのストレートすぎるコメントが災いして身の危険にさらされたこともあります。

ある年、シュバル・ブランのワインを「がっかりした」とコメントしたパーカー。それに対しシュバル・ブランのマネージャーは「再テイスティングを」とパーカーをワイナリーに呼び出します。

再テイスティングに応じてシュバル・ブランを訪れたパーカーに、なんとワイナリーの犬が噛み付き流血。その時マネージャーは止めずにその様子を眺めていたとか。「包帯をください」とパーカーが言うと、ワイン・アドボケートのコピーを渡されたそうです…恐いですね。

さらに1990年には殺人予告までされたこともあるそうです。

【 オレ流 】

パーカーのコメントは「評価が片寄っている」と批判されることもしばしば。しかしワイン・アドボケートはそもそも「俺が飲んだワインの感想集」なのですから、主観的なものなのです。

パーカーは濃く、アルコール度数が高く、フルーツ爆弾のようなパワフルなワインを好むと言います。逆にエレガントで華奢なワインはあまり評価が高くないようです。

そして万人受けするワインよりも、個性的で、その土地の特徴が出ているバランスの良いワインが好きだそうです。フィルタリングは「その個性や面 白みを無くしてしまう」ので好まないとか。

【 結局自分の好み 】

パーカーにはこのような傾向があるということをふまえてワインを買う際の参考にするのが、賢いパーカーポイントの利用法ではないでしょうか。

最終的には自分が好きなワインが一番。パーカーも、「自分自身の味覚に勝るものはない」とワイン・アドボケート誌の表紙に書いています。

ちなみにパーカーは「認めたくは無いんだけど…実はビール好き」だそうです。

ワイン・アドボケート誌の年間購読料はアメリカ国内なら$65、海外は$100。ロバート・パーカーのHPから申し込みが出来ます。 http://www.erobertparker.com/WAStore/

2006.2.10

 

 




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