♪♪♪ 美味しい楽しいカリフォルニアワイン ♪♪♪
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Vol.72 かなりイイ!国産ワイン
その1:丸藤葡萄酒工業
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ぶどうの丘ワインカーヴ 丸藤葡萄酒工業 大村さん ルバイヤートのワイン ダイニングルーム ルバイヤートのロゴ。 |
今週からは今注目の国産ワインの産地、勝沼ワイナリーレポートをお届けします。 本日のお勧めワイン: 山梨へのアクセスは首都圏からなら中央自動車道一本。道が空いていれば1時間くらいで着いてしまいます。週末ふらりと日帰りで行けてしまう距離です。 ワイナリーは中央自動車道の勝沼〜小淵沢間に点在しています。数も沢山あってどこを回ろうか迷ってしまうくらい。今回はぶどう生産量 日本一という勝沼周辺を巡ってみました。 【 恐るべしワインカーヴ 】 まず勝沼に到着して覗いたのは「勝沼ぶどうの丘」。勝沼観光の総合施設のような所でレストラン、宿泊施設、温泉などがそろっています。中でもすごいのが地下のワインカーヴ。 勝沼町推薦の約170銘柄、約2万本のワインが揃うこのワインカーヴでは、1100円で専用の試飲用タートヴァンを購入するとこのワインが全部、ぜ〜んぶ試飲出来てしまうのです。そして気に入ったワインがあればその場で購入することができます。 これ全部飲んだらここだけで撃沈間違い無し。ズラリ並んだ試飲用のワインはものすごく魅力的でしたが、これではワイナリー巡りの醍醐味を味わえないのでここは見学だけにしました。 【 丸藤葡萄酒工業へ 】 最初に目指したワイナリーは丸藤葡萄酒工業。「R」のロゴのルバイヤートというブランドのワインを造っています。国道20号から行こうとしたのですがなかなか道がわからず行ったり来たりしてやっと見つけました。白い壁のヨーロッパ風のとてもかわいいワイナリーです。 この丸藤葡萄酒工業は明治23年創業のとても歴史あるワイナリー。現在で4代目になります。甲州などの国産葡萄はもちろんのこと、シャルドネ等のヨーロッパ品種にも力をいれています。 【 リーズナブルで美味しい! 】 テイスティングカウンターに入ってみるととても渋い感じ。ジャズが似合いそうな雰囲気です。試飲の相手をしてくれたのは大村さん。よく雑誌などで見かけるヒゲのお方です。 試飲は無料で、赤白それぞれ4種類とデザートワイン3種類をいただきました。全体的にとてもレベルが高いワインでしたが中でも印象に残ったのはこの3種類。 2004年ルバイヤート甲州シュールリー(1585円)はとても軽やかで爽やか。ほのかにマスカットやメロンの香り。和食に合うワインをテーマに造られたというだけあって和食にばっちり合いそうなワイン。焼酎のような位 置付けで飲めそう。きりりと冷やして枝豆といただきたい。勝沼産甲州種100%。 2002年ルバイヤート甲州樽貯蔵(2110円)は甲州シュールリーよりも酸とコクがしっかりしていてボディに厚みのあるワイン。甘味と酸のバランスがとても良く、ムール貝のガーリックワイン蒸しなどに合いそう。ニュージーランドのソービニオンブランを思わせる感じだけど和食にもいける。勝沼産甲州種100%。 赤で良かったのは2002年ルバイヤート・ルージュ(1585円)。ドライで控えめ。食事をそっと影からささえるような赤。主張しすぎないけどしっかり存在感はある。やわらかな香りと酸、タンニンがバランス良く飲みやすい。北京ダックや豚角煮等に合いそう。メルローとマスカットベリーAとのブレンド。 ルバイヤートのワインはどれも値段がお手ごろなのがまた良いですね。日本の家庭のテーブルワインに最適。 【 ここはヨーロッパ? 】 試飲の後はワイナリーの見学。見学ルートができていて自分で回ることができます。 ワイナリーの貯蔵庫には9万本のワインが眠っています。貯蔵庫には淡い灯りが点り、雰囲気抜群。奥にはステンドグラスが。ヨーロッパの古い教会みたい。ほこりをかぶったワインに歴史を感じます。奥には小さなダイニングルームもあり試飲会もできそう。 丸藤葡萄酒工業はとても味のある歴史あふれるワイナリーで「日本にもこんな所があったんだなぁ」と思わせるような場所でした。ぜひまた来たいと思います。 丸藤葡萄酒工業では飯田橋にワインバーも経営していてルバイヤートを始め100以上の世界のワインを味わえるそうですよ。勝沼まで行けない方はこちらでワインをお試しあれ。 2005.5.19 |
ルバイヤート 2004 甲州シュール・リー(白) (720ml) 価格 1,575円 (税込) 送料別 |
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価格 2,100円 (税込) 送料別 |
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価格 1,575円 (税込) 送料別 |
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