♪♪♪ 美味しい楽しいカリフォルニアワイン ♪♪♪
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Vol.90 先取りSLO〜サンルイスオビスポ
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SLOの街
ワインカントリー
the Cliffs |
サイドウェイの公開からだいぶ経ちますが、いまだ熱気さめやらぬ サンタバーバラ。ワインカントリーはあいかわらず多くの観光客で賑わっているようです。 ならばサンタバーバラ特集!といきたい所ですが、それではあまりにも直球なので、サンタバーバラから北へ一時間程走った所にあるサンルイスオビスポをフューチャーしたいと思います。 【 砂漠のオアシス 】 サンタバーバラはやっとメジャーになりましたが、サンルイスオビスポはまだまだワインカントリーとしてはマイナー。でも観光地としてはとても魅力のある地域です。 サンフランシスコとロサンゼルスの丁度まん中に位置するサンルイスオビスポは、こんな所にこんな素敵な街があったのかというくらい、砂漠の中のオアシスのような場所です。 れんが造りの美しい町並み。心地よい日陰を作ってくれる街路樹。気さくな人々。センスの良いお店やカフェ。そしてびっくりするくらい質の高いレストランの数々。居心地の良いB&B。そして高品質なワイナリー。 【 気さくなビーチタウンも 】 海に近いサンルイスオビスポにはピスモビーチ、モロベイという海辺の街もあります。「カリフォルニアで最後に残された本当のビーチタウン」と言われるピスモビーチはのんびりしたサーファーの街。一昔前のカリフォルニアののどかさが残る場所です。高台にはInn at Morro Bayやthe Cliffsといったリゾートホテルもあます。 B&B, サーファーの宿、リゾートホテルとお好みによって宿の形態を色々選べるのもサンルイスオビスポの魅力。そしてそのどれもが車で30分以内の所に集まっているので移動も苦になりません。 【 ご飯がおいしい 】 御当地グルメも魅力満載。サンルイスオビスポには地元産のワインを豊富に取り揃えたレストランが沢山あります。そして特筆すべきは街全体としてのクオリティの高さ。サンルイスオビスポでは本当にどのレストランに入ってもそれなりに美味しいのです。(食事がまずいアメリカにおいてこれは驚異的。) ダウンタウン・サンルイスオビスポならCafe RomaやBuona Tavolaなどのイタリアン。そしてピスモビーチならSteamers of Pismoなどのシーフードレストランがお勧め。レストランでしっかり食べるのがめんどうならビーチのバーでビールとつまみですませてもオッケー。その時の気分にあわせて食事処を選べます。 【 きりりワイン 】 そしてワイナリー。他のワインカントリーに比べるとワイナリーの数は少ないですが、クオリティは本物。中にはAlbanのように買いたくても買えない、入手困難なワイナリーもあります。 サンルイスオビスポは他のワインカントリーに比べて海に近いため、とても寒冷です。といってもそれは朝晩の話し。昼間はカリフォルニアの太陽がさんさんと降り注ぎます。そして夕方になると急に海からもうもうと霧が立ちこめ、その様子は本当に幻想的。この寒暖の差が葡萄の実をぎゅっとしめると言われています。 サンルイスオビスポではきりりとしたシャルドネ、ピノノアール、そして近年ではビオニエやシラー、グレナッシュなどのローヌ品種が注目されています。代表的なワイナリーは先に挙げたAlban。そしてEdna Valley, Laetitia, Talley, Domaine Alfred, Stephen Rossなど。これ以外にも個人経営の新しいワイナリーが続々登場中で目が離せません。 【 次はSLOが来る!? 】 また、サンルイスオビスポはメルマガVol.88でご紹介したテレビ番組「ザ・ワインメーカーズ」の舞台でもあります。この番組がヒットしたらサンルイスオビスポも一気にメジャーデビューかも? 今ならまだのんびりサンルイスオビスポ観光が出来るチャンス。サンルイスオビスポを先取りしちゃいましょう。 次週からサンルイスオビスポのワイナリーをご紹介します。 2005.9.22
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