♪♪♪ 美味しい楽しいカリフォルニアワイン ♪♪♪
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Vol.93 先取りSLO
その3:ラティーシャ
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Laetitiaのワイナリー Laetitia Chardonnay Laetitia Le Colline Pinot Noir
Avilaのイメージ
Avilaのワイン。 |
サンルイスオビスポ特集、第三段はラティーシャ(Laetitia Vineyard & Winery)をご紹介したいと思います。 本日のお勧めワイン:
ラティーシャのワイナリーがあるのはサンタマリアとサンルイスオビスポのちょうど中間くらいの場所。アロヨグランデバレーと呼ばれる地域です。気候的には北部に位 置するエドナバレーと似ていますが、独立したAVAとなっています。 【 デンジャラス 】 ラティーシャのワイナリーは高速101号沿い。101号を走っていると「ラティーシャはこちら→」というサインが出ています。しかし、こちらってどちら?高速の出口が無いんだけど〜。と思って見ていると、高速道路に曲り角が。なんとラティーシャは高速道路に直結してるワイナリーなのです。 まだワイナリー側を走行中なら良いですが、反対車線から曲がろうとするのはむちゃくちゃ危険!140キロ以上でかっ飛ばすカリフォルニア人の車列を気合いでかわし、ワイナリーに無事到着。 丘の上にあるワイナリーからは葡萄畑とアロヨグランデバレー、そして大平洋が望めます。立派できれいなワイナリーにはお土産ものなども充実。大手企業がバックについている感じがします。 【 ビッグなバック 】 調べてみるとオーナーのセリム・ジルカ氏は中東やテキサス州でエネルギー関連企業を持ち、年商100億円以上を稼ぐ超起業家。現在はロサンゼルスのベルエア在住だそうです。 ジルカ氏がラティーシャのオーナーになったのは1998年のこと。フランス資本だったスパークリングワインの畑とワイナリーを購入。ラティーシャと改名し、スパークリングだけでなくスチルワインの生産にも力を入れるようになります。 【 味は確か 】 ラティーシャが目指すのはブルゴーニュ・スタイルの高品質なワイン。アロヨグランデバレーの風土を表現する、果 実味豊かできりりとした酸味のピノノアールとシャルドネに定評があります。 2003 Laetitia Chardonnay Arroyo Grande Valley ($18)は桃、りんご、しトラス、パイナップルなどトロピカルフルーツの香りがさわやかなとても飲みやすいワイン。きりりとした酸味、そしてほのかなバニラとオークの香り。エレガントな一本。 2003 Laetitia Pinot Noir Arroyo Grande Valley ($25)はワイルドベリー、チェリー、ラズベリー、桃の完熟果 実。丸くふくよかなタンニン。大地、皮、ミネラル風味。シンプルでストレートな味わい。 2003 Letitia Pinot Noir Arroyo Grande Valley La Colline ($60)はブラックチェリー、フレッシュハーブ、ペッパー、コーラ、ダークチョコレートの弾けるような風味。しっかりとしたタンニン。ほのかにオークの木の香り。ビッグで筋肉質なピノ。 【 気軽なビーチワイン 】 さて、ラティーシャではアビーラ(Avila Winery)というブランドのワインも生産しています。実は私、本家のラティーシャよりもアビーラの方がお気に入り。 アビーラはサンルイスオビスポにあるアビーラ・ビーチから名前をとったというブランド。カリフォルニアのカジュアルでファンキーなライフスタイルをテーマに造られたワインというだけあって、アビーラのワインはどれも飲みやすくリーズナブル。 飲みやすいからといって決して安っぽく無い。誰にでもとっつきやすい、ポップで楽しいワインです。幼馴染みの友だちと「今日は軽く飲むか〜。」というような時に持っていきたいような一本です。 2004 Avila Chardonnay Santa Barbara County ($13)はメロン、パイナップル、青りんご、ピーナッツ風味。ほのかにバターやオークの香り。 2004 Avila Pinot Noir San Luis Obispo County($13)は完熟プラム、ブラックチェリーの香り。ジューシーで舌触りなめらか。店にあったら迷わずゲットしたいワイン。牛ヒレ肉や黒トリュフのきのこリゾットと一緒に。 2005.10.14
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