♪♪♪ 美味しい楽しいカリフォルニアワイン ♪♪♪
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Vol.29 ワインを飲む女性は子宮癌になりにくい?
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楽しい会話が最上のソース
ヘルシー&美味しいおつまみも
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今回はワインスペクター誌に興味深い記事が載っていたのでそれを紹介したいと思います。なんと、「ワインを飲む女性は子宮癌になりにくい」という研究結果 が出たそうです。 「赤ワインは健康に良い」というのはもはや常識。今さらなにを驚くの?と思われるかもしれません。しかし女性特有の癌である乳癌に関しては、逆にアルコールの摂取が癌になるリスクを高めるという結果 が出ていたのです。 「アルコールが性ホルモンに与える影響が原因ではないか?」と推察されていたため、子宮癌に対してもアルコールの摂取がリスクを高めると思われていました。しかし予測に反してワインの摂取が子宮癌のリスクを下げるという結果 が出たのです。 この研究結果 を発表したのはオーストラリアのクイーンズランド医学研究所(Queensland Institute of Medical Research)。「癌の疫学-バイオマーカーと予防」という医学雑誌の4月号に論文が掲載されました。 【 ワインだけが!? 】 アルコールと子宮癌の相関関係について研究した結果 、週にグラス1杯もしくはそれ以下のワインを飲む女性はワイン以外のアルコールを飲む女性、または全くアルコールを飲まない女性よりも子宮癌になるリスクが20%も低いという結果 が出たそうです。毎日1ー2杯のワインを飲む女性に至ってはなんとリスクが50%も低かったとか。 調査は1990年から1993年までの期間、癌の女性696人と癌でない女性786人からなるグループについて行われました。年齢層は下は18歳、上は79歳まで。飲む(あるいは飲まない)アルコールの量 、種類と頻度によってグループ分けされた女性の子宮内膜を検査、分析する方法がとられました。 アルコール以外にも喫煙の有無、教育レベル、収入、コーヒーの嗜好、家族の癌発病歴なども調査されました。その結果 、ワインを飲む女性だけが顕著に子宮癌のリスクが低いという結果が出たそうです。 【 何が効いているのか? 】 何が癌の発病を抑えているのでしょうか?ワインの原料である葡萄の実や皮からとれる抗酸化物質や植物エストロゲンが効いているのではないかという仮設があるそうですが、それだったら葡萄ジュースや葡萄そのものでも同じ結果 が出そうですよね? ワインを頻繁に飲む女性は、年齢が若く、より健康的なライフスタイルを持つという傾向も見られるそうです。私はどちらかというとこちらの方が癌を抑えている理由ではないかと思います。 ワインがある食卓には美味しい食事と楽しい会話があるはず。(毎晩ヤケ酒する人はともかく。。。)そんな毎日がストレスを減らし、結果 癌になりにくくさせているのではないでしょうか? まあなにはさておきワインは健康に良いってことで、今日も一杯やりましょう。 2004.7.8.
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